11月3日 月曜日 (曇り)
お疲れさまです。アイテールハウスの一志です。
今日は、小倉南区貫弥生が丘の石村さま邸で、スレート屋根の縁切りをしました。
スレートの平屋根の塗替えをする時は、スレート瓦に『縁切りピース』を入れることをお勧めします。
なぜかというと、スレートの平屋根の場合、平らなスレート瓦を重ねて葺いているため、塗装をすると、その塗膜によって瓦同士の縁がなくなり、水分の抜け道がなくなるからです。
そればかりか、毛管現象によって少しの隙間から水分を引き上げて、屋根下地の野地板を腐食させたり、雨漏りの原因にもなるんです。
それでは、縁切りの手順を見てみましょう。
まずは、屋根の下塗り後、じゅうぶん塗料を乾かせてから、専用の工具でスレートの瓦を浮かせます。
この時、スレートを破損させないようにすることが大切です。
そして、この縁切りピース(タスペーサー)を瓦の端から10~15cmの箇所に差込みます。
こんなふうに差込みます。
シングル工法は、左右どちらかの側から1つ。
ダブル工法は、左右の2ヶ所に差込みます。
これを1枚1枚全てのスレート瓦に施工しました。
縁切りピースが瓦を浮かせているので、隙間から入った水分も抜けていくので、下地を傷める心配もありませんね。
縁切りの後は、いつも通り中塗り~上塗りをしました。
もちろん縁切りで浮かせた部分を塗りこんでしまわないように、隅々まで塗りました。
※もっと縁切りピース(タスペーサー)のことが知りたい方には、DVDの貸し出しもしています。
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